フューネラルドゥーム追っかけブログ。
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マイルドさを加味し、新たな魅力へと結びつけた6thアルバム ESOTERIC『PARAGON OF DISSONANCE』 ┃イギリス ┃6thアルバム ┃ジャンル/フューネラル/ドゥーム・デスメタル ┃リリース/2011年 ┃レーベル/Season of Mist ┃マイスペース/http://www.myspace.com/esotericuk 6thアルバム。 本作も2枚組という見た目的にも体感的にも質量を感じさせる作りで、この手に馴染みのない人々を遠ざけていますが、ここにきて年齢からくる要因なのか落ち着きが見受けられ、かなり聴きやすくなっている。 全体を通してこれまでとは考えられないほどにメロディの比重が増えており、ハイライトといえる場面もやはりメロディをメインにして描かれる。しかし、ESOTERICの魅力の核となっている強大な圧倒感は影を潜めたわけではなく、しっかりと土台に息づき、随所にて顔を出してくるので、意外性は感じつつも抵抗感はあまり受けないはず。じんわりと滲み出て加速するメロディの奔流がある一方で、抽象的な音の絡み合いに遭遇すると、やはりESOTERICの作品なのだと実感する。 この手のジャンルでの「落ち着き」は、長所を食い潰す原因として忌み嫌われますが、本作では元々持ち合わせていた要素と結びつき、厳密に音としてしたためなくとも行間から漏れ出てくるものにより、確かな説得力が生まれ、浮ついた印象を与えない。ベテランならではの落ち着きが作品にプラスをもたらした好例だと思います。 【ピックアップ】1-4.Non Being 憂鬱なアンビエントから始まり、次第に膨れ上がる情感に促されるまま弾きたおされるギターソロが新感覚。その後、重低音が支配するパートに雪崩れ込み、圧迫感を与えつつ最後まで引っ張る。本作の中ではややバッドエンドな構成。 ■こんな人にオススメ ・難解なイメージのある音楽が聴きたい。 ・巨大なスケールを感じるものが好き ・遅い音楽しか聴けない状態 ■主な入手方法 ・AMAZON ・diskunion ■この音源に近いアプローチをとるバンド Abstract Spirit、The NULLL Collective PR ※ Comment
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