フューネラルドゥーム追っかけブログ。
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フューネラルドゥームを除いた2015年上半期ベスト。 不作に思えたものの、なんだかんだで面白い音源はリリースされていたなと。 khost 『Corrosive Shroud』 邪悪な儀式を執り行っているようなスラッジドゥーム。一聴しただけで異質さがわかるぐらい濃密な世界観が確立されていて、呆然としながら聴き入ってしまいました。どんな場の空気もこれを流しただけで、一変しそうなほど強力。 The Kill 『Kill Them...All』 全曲キラーチューンと言っても過言でないグラインドコア。キレたテンションをまったく落とすことなく突き進む驚異的なアルバム。どこを見渡しても、死体の山。 The Best Pessimist 『The Half-World』 3年ぶりの新作。陰りはありつつも、ピュアな音使いは健在。まったりとした休日を過ごすときや、ろくでもない音楽を聴いた後の口直しに使えます。 AUTOKRATOR 『AUTOKRATOR』 地獄の業火で、この世が焼き払われているイメージしか浮かんでこないデスメタル。インパクトでゴリ押しするスタイルなだけに、音量が小さい点だけがもったいない。 DEPENDENCE 『holding on when moving on』 弱々しい。吹けば飛んでしまいそうなほど、軟弱きわまりない音を出しています。しかし、まだ反骨精神は失われていないと言いますか、ギリギリのところで踏ん張っている感じが好感でした。 KING CROW 『Eidos』 プログレ扱いされていますが、テクニックよりも衝動が先行しているのが良かったです。むしろプログレ好きよりもThursdayあたりを好む層にウケそう。 Abjvration 『The Unquenchable Pyre』 ジャケ通りのデロデロ汚泥塗れデスメタル。汚いは正義。 AION 『Verses of Perdition』 近年のDeathspell Omegaの影響下にあるスイスのブラックメタル。混沌とした攻撃性は控えめであり、低めなテンションでネットリと攻めるあたりが、本家と違うところ。ボソボソとした呟きから始まる4曲目が特に顕著。 ISON 『Cosmic Drone』 宇宙をただ漂う思念体になりたい。思いはそれだけ。 Lioth 『Metacause』 ポストメタル、ドゥームに、インダストリアルのちょっとダサい機械的グルーヴありで、妙な味がでています。地味なジャケなわりには展開は多彩。 PR ※ Comment
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