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フューネラルドゥーム追っかけブログ。

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フューネラルドゥームについての特集とレビューリスト。
代表バンド以外はアルファベット順になっています。
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2016年は個人的に「焦り」と「停滞」の年でした。
なので気に入った音楽にもそれは反映されていると思います。

※フューネラルドゥームを除いた2016年ベスト
※ベストアルバムと言いつつ、いつもどおりEPとか入れています


Funeral Moth一強かと思ったらそうでもない感じでした。
期待が外れてしまったバンドや、好みから外れてしまったバンドも多々あったものの、
このジャンルにおいて、どうのような表現ができるのかという可能性を感じた上半期でした。

※ちなみに、何をフューネラルドゥームとするのかは完全に独断と偏見です。


モウコンナジキ…

※フューネラルドゥームを除いた2016年上半期ベスト
※ベストアルバムと言いつつ、いつもどおりEPとか入れています




予想外の進化を遂げた独りドゥームバンド4thアルバム

Ego Depths 『Dýrtangle』
┃ウクライナ
┃4thアルバム
┃ジャンル/フューネラルドゥーム
┃リリース/2015年
┃レーベル/Dusktone
┃バンドキャンプ/ http://egodepths.bandcamp.com/

 ウクライナの独りドゥームバンドの4thアルバム。全5曲79分。
 1stアルバムは擁護できないくらいチープな出来でしたが、作品を出すごとに音の説得力が増してくるため、動向を追うのが楽しいバンドでした。しかし、3rdアルバムではほとんど成長が感じられず、Ego Depthsもここまでか……と、見切ろうかと思った矢先、またひとつ殻を破ってくれました。まだまだ伸びるよEgo Depths。

 本作では民族楽器を多く取り入れており、ダンモイ、ダマル、カンリン、ドゥドゥクなど、とりわけアジア圏のものが多いです。これらの楽器と、これまで培ってきたドゥームの手法を組み合わせて出来たサウンドは、他では聴くことはできないでしょう。

 近作では何をしても金太郎飴な印象を抱きましたが、本作はそもそも使用している楽器が多いので、曼荼羅的な神秘と広大さを感じる#2、異形が宴に興じているような#4、和風っぽく聴こえる#5など、Ego Depths作とは思えないぐらい聴きどころが随所にあります。ギターが前面に出過ぎて、せっかく匂わせた雰囲気を壊しているところや、唐突な曲展開など、やっぱりアレな部分はあるものの、アプローチの根本が魅力的なので、それで押し切れています。欠点はあれど、何故か手に取りたくなる魔力めいたものが備わってきたのが、本作で最も成長が感じられた点。化けたと言ってもいいぐらい、1stアルバムの頃とは別物です。

 また追うのが楽しみになりました。予想を超えてくれてとても嬉しく思います。



【ピックアップ】04.Awakening of Gshin-Rje, the Lord of Death
 民族楽器とドゥームが最も溶け合っている曲だと思います。ギターの雰囲気破壊っぷりも、他の曲と比べるとやや控えめ。

■こんな人にオススメ
・民族音楽、特にアジア圏のものが好き
・バンドの成長を追うのが趣味

■主な入手方法
・bandcamp
・amazon

■この音源に近いアプローチをとるバンド
むしろ知りたいです



  (((o(´-`)o)))

 上半期には「豊作でも不作でもないといった感じ」と書きましたが、とんでもない。
 まさかの新譜あり、直球で泣かせにくる作品あり、安定作あり、変化球あり、で近年まれにみる豊作の年でした。

※ちなみに、何をフューネラルドゥームとするのかは完全に独断と偏見です。





  (((o(*゚▽゚*)o)))

※フューネラルドゥームを除いた2015年ベスト
※ベストアルバムと言いつつEP入れているのもいつものことです






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