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フューネラルドゥーム追っかけブログ。

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“静”のパートがとりわけ活きるイタリア産ドゥームデスメタル、1stアルバム

Plateau Sigma 『The True Shape of Eskatos』
┃イタリア
┃1stアルバム
┃ジャンル/フューネラル/ドゥームデスメタル
┃リリース/2014年
┃レーベル/Beyond... Productions
┃バンドキャンプ/ http://plateausigma-music.bandcamp.com/

 イタリア産ドゥームデスメタルバンドの1stアルバム。全7曲68分。
 近年のEVOKENとAHABを掛け合わせたようなバンド。クリーントーンギターの美しくも妖しげな響きはEVOKEN、クリーンボイスを織り交ぜつつ、静と動をゆっくりと行き来する曲展開はAHAB、と書けば想像しやすいでしょうか。強烈な個性は放っていないものの、先輩達の影響をまとめる能力はかなりのもの。よくいるタイプだと思いつつも、気が付けば音世界に浸っていることも少なくなく、パッとしない第一印象とは裏腹にポテンシャルは高いです。
 静と動をとりわけ意識した曲展開ですが、個人的には“静”のパートがお気に入り。クリーンボイスはもちろん、要所にフルートやサックスを混ぜることで、根暗にとって居心地のいい雰囲気が仕上がっています。むしろこのパートだけ聴いていたいレベル。というよりも、対する“動”のパートが“静”のパートと比べて明らかにクオリティに差があるといいますか、本作が没個性に感じられる要因の一つに感じられます。この部分を改善するだけで飛躍的に印象が良くなるのではないかと。

 EVOKENやAHABが好きなら聴いても損はないでしょう。ほのかにプログレの匂いもするのでOPETHあたりを聴く人にもオススメ。



【ピックアップ】04.Ordinis Supernova Sex Horarum
 本作の要である“静”のパートを最も堪能できる曲。

■こんな人にオススメ
・根暗だから暗いところが好き
・憂鬱な世界観に浸りたい

■主な入手方法
・AMAZON
・diskunion
・bandcamp

■この音源に近いアプローチをとるバンド
EVOKEN、AHAB
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フィンランドのドゥームデスメタル変異体、1stアルバム

SWALLOWED 『Lunarterial』
┃フィンランド
┃1stアルバム
┃ジャンル/ドゥームデスメタル
┃リリース/2014年
┃レーベル/Dark Descent Records
┃バンドキャンプ/ http://swallowed.bandcamp.com/

 待望の1stアルバム。全6曲53分。
 EPのアートワークは死肉の塊でしたが、本作ではうってかわって邪神が睨みをきかせるものになりました。一瞬、路線を変えたのかと思いましたが、内容は2010年のEPからの地続き。死体を組み合わせたアンデッドモンスターの如く、ドゥームデスメタルを一度解体して、グチャグチャに繋ぎ合わせたような作風は相変わらず。確かにジャケ通りの「人知を超えた存在」への畏怖感はあるものの、やっぱり地獄よりも、仄暗い路地を這い回っている姿が想像しやすいです。強大さではなく、身近な不気味さのほうが色濃い。
 嫌というほど「異形」を脳裏に叩きつけてくるスタイルゆえに、スタンダードなドゥームデスメタルを期待して聴くと展開についていけないと思います。#6に25分を超える曲が控えていることもあって、敷居の高さはEPを軽く上回るでしょう。ただ、錯乱するままに、極端な躁鬱の渦に巻き込まれる感覚は唯一無二であることには変わりありません。怖いもの見たさ、ならぬ怖いもの聴きたさで触れてみてはいかがでしょうか。



【ピックアップ】06.Libations
「胃に収まればどうせ一緒だろ?」と言われ、ハンバーグケーキラーメンetc.を混合した物体を出されたような気分になる曲。

■こんな人にオススメ
・わけのわからない凄み大好き
・変り種に目がない

■主な入手方法
・AMAZON
・RECORD BOY

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Grave Upheaval、KHANATE




路線そのままに、門戸を開いたEP

Profetus 『As All Seasons Die』
┃フィンランド
┃EP
┃ジャンル/フューネラルドゥーム
┃リリース/2014年
┃レーベル/Weird Truth Productions
┃バンドキャンプ/ http://profetus.bandcamp.com/

 SKEPTICISMのフォロワーから一歩踏み出した場面が見られた2ndアルバムから2年、満を帰してリリースされたEP。前作のこともあり、今回はどうなるのかと期待がかかりますが、結果は期待以上のものでした。
 影響元のSKEPTICISMは、人知を超えた神秘的な雰囲気を作り出すことに秀でたバンドで、それが孤高なバンドイメージを持たせた一方、ある種の取っ付き難さを生んでいたのは間違いありませんでした。本作のProfetusは、その魅力を引き継ぎながら、同時に親しみやすさも持ち合わせています。人外がひたすら儀式を執り行っているようなSKEPTICISMに比べて、人間味がまだ感じられ、隠し切れない感情が曲の随所に渦巻いている気がします。とりわけメロディアスになったわけでもないのに、琴線にさりげなく触れてくるあたり凄いバンドに成長したなと感心するばかり。もはや単なるフォロワーではありません。

 EPなので収録時間もコンパクトな全4曲37分。おまけに内容も最高傑作とあらばプッシュしないわけにはいかないでしょう。初見の人はもとより、過去作が受け付けなかった人も聴いてみる価値のある作品です。



【ピックアップ】03.Dead are our Leaves of Autumn
 Mournful CongregationのJustin Hartwigがゲストで参加。Funeral Mothのアルバムでもその腕を遺憾なく発揮していましたが、この人が参加するだけでキャッチーさが抜群に上がりますね。相変わらずギターの弦が溶けそうなくらい弾き倒しています。

■こんな人にオススメ
・地味に効いてくるものが好き
・コンパクトな作品を求める

■主な入手方法
・GRAVE
・diskunion
・はるまげ堂
・WEIRD TRUTH
・zero dimensional records
・Solitude Productions

■この音源に近いアプローチをとるバンド
SKEPTICISM、De Profvndis Clamati





過去作と同じ、故に最高なEP

Mournful Congregation 『Concrescence Of The Sophia』
┃オーストラリア
┃EP
┃ジャンル/フューネラルドゥーム
┃リリース/2014年
┃レーベル/20 Buck Spin
┃マイスペース/ http://www.myspace.com/mournfulcongregation

 これまで通り。この一言で説明が事足りてしまうのが、やや寂しい。もちろんクオリティ的には、過去作にも負けず劣らずの位置には達していますし、同様の路線を求めるならば、まずガッカリすることはないでしょう。ただ、EPという体裁で従来の路線から外したことをやってのけたThe Howling Voidがいただけに、期待感を必要以上に高めてしまったのが悪かったと思います。こうしてアプローチが同じなことに対して嘆いていますが、アプローチを変えすぎた結果、好みから外れて聴かなくなったバンドも無数にあるので、完全にわがままです。本来なら要求すること自体ナンセンスなことでしょう。

 幸い、本作を聴いてまだ心は動きます。上記の悩みがどうでもよくなってくるメロディや展開がたくさん詰め込まれています。
 過去作が好きなら間違いなく“買い”です。



【ピックアップ】02.Silence Of The Passed

 ですからこういうメロディに弱いんですって!

■こんな人にオススメ
・Mournful Congregationが大好き

■主な入手方法
・AMAZON
・WEIRD TRUTH
・diskunion

■この音源に近いアプローチをとるバンド
SOMNOLENT、Thergothon、Maiden Voyage


2014年上半期フューネラルドゥームについてのあれこれ。
去年の上半期に比べると、うって変わって賑やかなラインナップとなりました。


フューネラルドゥームを除いた2014年上半期ベスト。と言いつつ近いのもあったり。
思えば豊作だったような気もします。




西洋東洋のテイストが入り混じったヴァイオリンアンビエント

Ivo Sedlacek 『Mystical Violin』
┃チェコ
┃1stアルバム
┃ジャンル/フォーク/アンビエント
┃リリース/2004年
┃レーベル/prikosnovenie
┃オフィシャル/ http://savitamusic.com/

 プラハの音楽学校を卒業したのち、インドに渡り古典音楽を学んだ経緯を持つヴァイオリニストによる1stアルバム。他にも、その世界で有名な人物等に師事したらしく、音楽に対する貪欲な姿勢が垣間見えます。音はそのような貪欲さとは裏腹な、ヴァイオリンをメインとした粛然としたアンビエント。アンビエントと言えばダークアンビエントばかり聴いていたので、根暗の「ね」の文字もないサウンドが逆に新鮮です。西洋東洋を横断する学び方をした背景があるからなのか、双方のテイストが入り混じっているのが特徴の一つ。音の感じから東洋っぽいと印象を受け取っても、すぐに西洋を思わせる音が入ってきて、わけがわからなくなる混濁とした国籍不明感が大変おもしろいです。

 ここまで書いておいて何ですが、ありていに言ってアルバムの大半を占めるアンビエント曲はどうでもいいです。購入の決め手になったのは4曲目の「Shakti」の存在で、なにがあったのか、この曲では情念たっぷりに弾き狂っています。こういった衝動にまみれた曲をヴァイオリンに弾かせると右に出るものはありません。琴線を否応なしにズタズタされます。ジャンルは違いますがゴシックメタルあたりの美意識に惹かれる人に勧めたいです。この路線の曲はこの一曲のみですが、十分元は取れるかと。

「Shakti」路線でどうかアルバムを。アルバムを。




【ピックアップ】06.Path and Prayer
 和風っぽい曲。よく聴けば聴くほど、本当にこれは和風なのかと、どんどん疑問点が出てきて混乱してくる彼らしい曲。

■こんな人にオススメ
・ヴァイオリン好き
・落ち着きたい

■主な入手方法
・AMAZON

■この音源に近いアプローチをとるバンド
探し中……。





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