フューネラルドゥーム追っかけブログ。
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皆様、いかがお過ごしでしょうか。年末年始はいつも憂鬱です。 そんなわけで2014年ベストアルバム、フューネラルドゥーム編です。 いよいよジャンルの狭間にいるバンドも増えてきて、分類に混乱気味でしたので、以前よりは仕分けが緩くなっています。 Profetus 『As All Seasons Die』 EPですが、持ち味がギュっと凝縮されていて、聴き所はかなり多め。フルアルバム並みの満足感は容易に得られます。間違いなくProfetusの最高傑作です。 Mournful Congregation 『Concrescence of the Sophia』 Mournful Congregationに一度魅入られた者は、どれだけ過去作と同じ内容でも逃れられない運命にあるのだと再確認しました。おまけに、最近になってさらに良く聴こえはじめて、私はもうダメになってしまったのでしょう。 Funeral Moth 『Dense Fog』 重低音一色だったDEMOから一転、まさかの映像喚起力に特化してのフルアルバム。とはいえ、映し出されるのは無慈悲に漂う濃霧ばかりですが。 Aphonic Threnody 『When Death Comes』 最近増えてきた多国籍バンドの一つ。オーソドックスすぎるのが気懸かりでありますが、曲の盛り上がり時の瞬間最大風速はかなりのもの。試聴のときは是非とも後半まで。 Unmercenaries 『Fallen in Disbelief』 こちらも多国籍バンド。近頃暗躍中のMFL Recordsらしいスキのない作品。よくいるタイプと思いきや、不意打ちとばかりな展開を一瞬挟む侮れなさがあります。 Ea 『A Etilla』 Mournful CongregationのEPとほぼ同文状態。シンフォニック要素でのゴリ押しは本当にズルい。 Funerary 『starless aeon』 フューネラルドゥームというよりもスラッジに近いアメリカのバンド。身に纏った緊張感はこの中でも群を抜いていました。 Frowning 『Funeral Impressions』 苦々しい現実を一つ一つ噛み締めるようなドイツのバンド。とりわけ底無しの深い虚無に苛まれます。 Illusions Play 『The Fading Light』 ウクライナのゴシック/フューネラルドゥーム。甘すぎないゴシック要素がほどよくて、聴き疲れせずに耽美な世界観に浸れました。 Plateau Sigma 『The True Shape of Eskatos』 静と動を意識した曲展開をしてきますが、特に静の場面の幽玄な美しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。 Torrens Conscientium 『All Alone with the Thoughts』 ウクライナのアトモスフェリック系統のバンド。これ聴きながら夜のお散歩に繰り出したいです。きっと夜空が一層綺麗に見えることでしょう。 ARAKK 『Self & Distance』 元Hexisのメンバー要するポストメタル/フューネラルドゥーム。というよりほとんどフューネラルドゥーム。どことなく澄んだ透明感があるのはポストメタルゆえか。 Eye Of Solitude 『Dear Insanity』 1曲50分なのに、EP扱い。2014年に出た新譜の中では一際悲壮感が強いです。フューネラルドゥームといえば「絶望」だと思う人にはぴったりだと思います。 Woe unto Me 『A Step into the Waters of Forgetfulness』 ベラルーシの超優等生。武器の使いどころを熟知しすぎ。廃退の美、醸しすぎ。 Wijlen Wij 『Coronachs of the Ω』 前作の暗さがなくなったことには、やはり未練があります。しかしこの奔放な展開が面白くもあって、もどかしい……。 Mesmur 『Mesmur』 一筋の光が照らし出すのは朽ちた残骸。メロディはあるものの、どんよりドロドロな地下テイストが上回っています。 Slow 『Unsleep』 Mournful Congregation影響下にあるアメリカのバンド。元ネタよりは明るめなのが特徴と言えば特徴。あと偶然なのかどうなのかわかりませんが、ギターの音が面白いです。 Funeris 『Waning Light』 アルゼンチンのシンフォニック系統のドゥーム。やっぱり小曲のほうが良く感じました。 Lone Wanderer 『Principles』 ツイッターでジャケのシュールさをネタにしましたが、音のクオリティはなかなかのもの。次はアルバムお願いします。 The Cold View 『Wires of Woe, Ways of Waste』 叙情感のある夕焼けジャケを見て、一皮剥けたのかと思ったものの、全然そんなことはなかったです。貧乏臭さに萌えるといいです。 The House 『Some Divine Misadventure』 ギャップのあるジャケオチ。 Ego Depths 『Oligoria Blodd』 この「良くなりそうで良くならない感」は、もはや様式美の領域へと足を踏み入れているのではないでしょうか。今後のEgo Depthsの健闘に期待です。 こうしてまとめてみた雑感としては、今年のハイライトになりうる作品は上半期に集中していた感がありますね。下半期は中堅どころががんばっていたものの、飛びぬけた作品があまりなかったのは少し寂しかったです。しいて挙げるならば、Funeral Tearsの新譜。これが本当にとんでもない出来になっていますが、まだ入手していないので上には載せていません。シンフォニック系統が好きならば涎が止まらない作品かと。流通悪いにしてもせめてBANDCAMPで売ってください。※最近になってようやくsolitudeに入荷されました。 ちなみにNarrow HouseとSeptic Mindが謎進化を遂げています。個人的にはまだついていけてないのですが、プログレメタル好きならばいけるかもしれません。 2014年は、せっかく「新譜情報」という省エネモードで更新できる欄を設けたのに、結局、更新頻度は変わりませんでした。もう2015年も月一程度のペースだと思いますが、今後もよろしくお願いします。 PR ※ Comment
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