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フューネラルドゥーム追っかけブログ。

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全力で琴線ズタズタにしてくるフューネラルドゥーム、2ndアルバム

Funeral Tears 『The World We Lost』
┃ロシア
┃2ndアルバム
┃ジャンル/フューネラルドゥーム
┃リリース/2014年
┃レーベル/Marche Funebre Productions
┃VKontakte/ http://vk.com/club18789517

 前作と方向性は変わらず、メロディとシンフォニックの要素で、ベタながらもグイグイ押してしていく路線。スタイルの特異さから生まれる驚きはありませんが、本作では、曲に込められた情念があまりにも凄く、「よくいるタイプ」という言葉を正面から捻じ伏せるだけの力を持っています。正直、表現方法がストレート過ぎて、もう少し捻ったほうがいいのではないかと思うこともあります。しかし、この琴線を直接ズタズタにしてくる感覚は、必要以上に自分を良く見せようとする欲求よりも、抱えた鬱屈の昇華を優先しないと生まれないでしょう。技術や奇抜なアイデアも大切であるものの、結局は、作り手の気迫や衝動などがモノを言うのだと、まざまざと見せ付けられました。一応、前作から衝動重視だったのですが、本作でついに、有無を言わせないレベルへと達したなと。とにかく全力で迫ってくるので、聴いている側も鬱屈が昇華されて、聴き終わった後には気が楽になります。

 この手の作品が好きなら身悶えすること請け合い。ここまでくると普段フューネラルドゥームを聴かない人でも何かしら引っかかるのではないかと。




【ピックアップ】04.Our Gods Are Dead
 タイトルとは裏腹に、憂鬱に包まれながらも、しっかりと強い意志を持ち続けいているように感じます。ギターのメロディなんかは特に力強い。

■こんな人にオススメ
・疲れている
・でも明日も生きるつもり

■主な入手方法
・solitude productions

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Ea、Consummatum Est
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