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フューネラルドゥーム追っかけブログ。

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どこまでも続いていく醜悪な世界、CATACOMBSの1stアルバム

CATACOMBS『In the Depths of R'lyeh』
┃アメリカ(アリゾナ)
┃1stアルバム
┃ジャンル/フューネラル・ドゥーム
┃リリース/2006年
┃レーベル/Moribund
┃マイスペース/http://www.myspace.com/catacombsfanpage

 魔性を帯びたサウンド作りを得意とするXathagorra Mlandrothですが、ここにきてさらに磨きがかかっています。ズリズリと這う重低音を下地に、スロウに伸びゆくクリーンギターの響きをのせて、本作ではさらに遅く、ゆったりと聴き手の精神に塗りこむように進行していく。おまけに、フルレングスとなれば同時に収録時間も増えるのはあたりまえで、72分間という、より深い時間を、闇に浸すことを覚悟しないといけない。
 メロディを担うギターの音色そのものはクリーンで綺麗なものの、弾いているもの自体が奇怪なため、より不気味な印象に。人知を超えた存在に対する畏怖も感じる。
 本作品をもって独自の路線を極めたと言ってもいい。しかし、人を寄せ付けない面も大幅に強化しているので、鬱屈を抱えた根暗人のみが、無数の醜悪な生物が徘徊する、荒涼とした世界に放り込まれ、その空間で疑似体験するなり、同化したりしてみればいいと思う。
 個人的に最後まで聴き終わったあと、なぜか安堵感が訪れます。どちらかというと悪夢からさめたときの感覚に近い。

【ピックアップ】05.Fallen into Shadow
 ここまでくれば感覚が麻痺し、日常の空気を忘れ、エンドレスに続く張り詰めた雰囲気にのまれる。

■こんな人にオススメ
・ここではない醜悪な世界を覗いてみたい
・カルトなバンドに惹かれる

■主な取り扱い店
・GRAVE
・はるまげ堂
・AMAZON

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Hierophant、Evoken、HYPONIC
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