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フューネラルドゥーム追っかけブログ。

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Hypnagogia.jpg

派手さは控えめに廃退を描くイタリアのゴシック/フューネラルドゥーム2ndアルバム

Consummatum Est 『Hypnagogia』
┃イタリア
┃2ndアルバム
┃ジャンル/ゴシック/フューネラルドゥーム
┃リリース/2010年
┃レーベル/Silent Time Noise
┃マイスペース/
http://www.myspace.com/consummatumest

 イタリアのゴシック/フューネラルドゥームバンドの2ndアルバム。全4曲50分。
 Shape of Despairや、REMEMBRANCEなどを思わせるゴシック系フューネラルドゥームをプレイ。目立って特別なことはせずにゴシック一直線に曲を紡いでいますが、そのぶん展開は緻密。女性Voの入るタイミング、アンビエントパートや、ピアノのみになるパートを節目に配置してメリハリをつけており、他のバンドもやっている手法であるものの、これが妙に決まっていて気持ち良い。また、挑戦的でもあって、#3にてESOTERIC+ゴシックと言えそうなくだりも少しだけ飛び出くる。実験をするにしてもアルバムの統一感を損なわない程度に収めており、優等生なようでいて微妙に反抗心を持ったバンドなのが興味深いところ。
 よく聴くと大仰な音使いをしていますが、プロダクションのせいか上記のバンド等に比べると印象はやや控えめ。ゴシックとドゥームを同時に求める人ならば高確率でハマる1枚かと。

【ピックアップ】03.Consummatum Est
 高圧的な絶叫と、揺らめくギターが幻惑してきたかと思えば、いつの間にか荘厳な曲調へとシフトしている。混沌と清廉を行き来するような面白さ。

■こんな人にオススメ
・ゴシック大好き。
・地味好き。

■主な入手方法
・GRAVE
・WEIRD TRUTH

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Shape of Despair、REMEMBRANCE
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スペインのボーカルレス、アンビエント/フューネラルドゥーム

DOM 『I』
┃スペイン
┃1stアルバム
┃ジャンル/フューネラルドゥーム
┃リリース/2010年
┃レーベル/ Satanarsa Records
┃バンドキャンプ/
http://domfuneral.bandcamp.com/

 Satanarsa Recordsよりリリースされた1stフル。全7曲41分。Bandcampではフリー配信されていて、こちらは2つのトラックにまとめられている。
 NorttやShape Of Despairなどを影響元として挙げていますが、ブラックやゴシックの要素は薄く、アンビエント色を取り入れたフューネラルドゥームをかなり手堅く演奏。他との違いと言えば、重低音が比較的前面へと出ているところで、アンビエントのみで進行するパートとのコントラストが際立っているくらい。なのでUntil Death Overtakes Meに比べると取っ付きやすいと言えるものの、終始ゆったりと進むのでやはり敷居は高い。またミステリアスなピアノも特徴といえば特徴か。
 この手のバンドが好きなら感性にくると思う。その他の人はスルーが無難。

【ピックアップ】07.Epilogus
 アルバムのクライマックスの後に控えるピアノ曲。残り香のように寂しく儚げ。

■こんな人にオススメ
・アンビエント系の音楽が好き。
・派手すぎないメロディが好み。

■主な入手方法
・Solitude Productions
・bandcamp

■この音源に近いアプローチをとるバンド
SLOW、SACRIMONY


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展開に幅が出て、キャッチーさも備わってきた3rdアルバム

REMEMBRANCE 『Fall, Obsidian Night』
┃フランス
┃3rdアルバム
┃ジャンル/フューネラル/ゴシックドゥーム
┃リリース/2010年
┃レーベル/Firedoom Music
┃フェイスブック/
http://www.facebook.com/remembranceband

 フランスのフューネラル/ゴシックドゥームバンドの3rdアルバム。全7曲51分。
 もう3枚目ということもあり、どこか野暮ったさのあった1stに比べるとかなり垢抜けていて、メロディの扇情性やキーボードの幻想的な彩り、男女Vo双方の表現力は完全に地に足をつけたものになっている。路線としては前作の延長線上にある作品ですが、以前よりも女性Voを目立たせるようになってきており、果てには#2の中盤では、歌モノと言えそうなパートすらも飛び出してくる。その部分のみを切り取るとよくあるフィメールゴシックになってしまうものの、そこからまた沈んだ流れへと戻っていくのが面白いところ。また、ハイライトとその他の区別をキッチリ付けることを心がけているのか、曲も比較的覚えやすくなっている。
 ここにきて更にゴシック色が濃くなってきましたが、遅いところはしっかりと遅く進むので、まだまだフューネラルドゥーム好きでもギリギリ聴ける余地は残っているかと。

【ピックアップ】01.Ageless Fever
 アルバムの幕開けを飾る直球勝負な曲ですが、さりげにアコギが絡んできたりするところがにくい。

■こんな人にオススメ
・ゴシック好き。
・メロディアスな音を所望。

■主な入手方法
・AMAZON
・diskunion

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Shape of Despair、Consummatum Est


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より耽美さ、荘厳さを強化した2ndアルバム

REMEMBRANCE 『Silencing The Moments...』
┃フランス
┃2ndアルバム
┃ジャンル/ゴシック/フューネラルドゥーム
┃リリース/2008年
┃レーベル/Firedoom Music
┃フェイスブック/
http://www.facebook.com/remembranceband

 フランスのゴシック/フューネラルドゥームバンドの2ndアルバム。全6曲55分。
 1stでは地味さがある種のソフトな聴き心地を与えていましたが、本作は完全にガチ路線。キーボードは楽曲を大仰に飾り付け、女性Voコーラスは暗黒を美化し、ギターメロディは常に慟哭している。この手の音楽が苦手なら10秒も耐えられない濃度である一方、そのぶん昨今のゴシック好きを強く惹きつけて止まない。大げさの度合いで言えば、同系統のShape of Despairの2ndには劣りはするものの、全体的に見ればやはり強烈な部類に入ると思う。
 何が何でも号泣したい人にオススメ。それ以外の人は手出し厳禁。

【ピックアップ】06.One Reckless Sleep
メロディ過多……。

■こんな人にオススメ
・派手さは大事。
・メロディアスな音を所望。

■主な入手方法
・AMAZON
・diskunion
・WEIRD TRUTH
・Sabbathid Records

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Shape of Despair、Consummatum Est


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遅くもキャッチーさを大切にしたアメリカのデスメタル/フューネラルドゥーム

Lycus 『Demo MMXI』
┃アメリカ
┃DEMO
┃ジャンル/デスメタル/フューネラルドゥーム
┃リリース/2011年
┃レーベル/Graceless Recordings
┃オフィシャル/
http://lycusdoom.blogspot.com/
┃バンドキャンプ/http://lycus.bandcamp.com/album/demo-2011

 Deafheavenのメンバーも絡むアメリカのデスメタル/フューネラルドゥーム。全3曲25分。TAPEとLP(ジャケ違い)の2種類のフォーマットでリリースされている。
 極端に遅くはなく、わかりやすいメロディを豊富に盛ったタイプで、近いバンドを挙げるとするならイギリスのIMINDAINあたりでしょうか。メロディだけでなくグルーヴを意識した場面や、突如疾走しだすところもあり、遅くもキャッチーなるように配慮されています。直球のフューネラルドゥームを求める人には向かない反面、つまみ食い程度の人にとってはおいしく頂ける音源かと。
 絡んでいるメンバーがメンバーなだけに一定のラインは超えているので、フルにも期待したいところ。

【ピックアップ】03.Aghast
 ひき潰す重低音と悲しみを帯びたトレモロが交錯する曲。途中でブラック調に疾走するも、急に遅く沈み込む場面がお気に入り。

■こんな人にオススメ
・フューネラルドゥームに興味はあるが、できるだけ聴きやすいバンドがいい。
・メロディアスな音を所望。

■主な入手方法
・bandcamp
・オフィシャルブログ

■この音源に近いアプローチをとるバンド
IMINDAIN、Asunder


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SF小説の短編集を思わせるアンビエント・フューネラルドゥームプロジェクト

ROSTAU 『To Die and to the Stars Ascend』
┃イタリア
┃1stアルバム
┃ジャンル/アンビエント・フューネラルドゥーム
┃リリース/2008年
┃レーベル/Self release
┃オフィシャル/
http://www.rostaudoom.com/

 イタリアのアンビエント・フューネラルドゥームプロジェクト。全4曲36分。
 空間の広がりを意識しており、宙に漂うスペーシーなムードが全編を貫いているものの、曲ごとにアプローチが異なるため、さながらSF小説の短編集のような1枚になっている。虚無と自棄に憑かれた#1、チープさと奇怪さが入り混じる#2、ノイズギターが奇妙な浮遊感を生む#3、一転して安心感に包まれる#4の計4曲が収録されており、これを散漫と受け取るかバラエティ豊かと取るかは受け手次第か。個人的には#1の路線をもう少し聴きたかった。
 フューネラルドゥームファンのみにオススメ。

【ピックアップ】01.Celestial Hive Mind
 Septic Mindの2ndアルバムを彷彿とさせる曲。あちらは開放感よりも虚無感を大きく打ち出した作品でしたが、こちらの曲も感情を徐々に削り取っていく救いの見当たらない仕上がりになっている。おまけに、薄ら笑いを浮かべながら破滅へと身を投げる自棄までもが渦巻き、気を抜くとこちらまでその衝動に支配されてしまいそうな雰囲気が非常に嫌な感じ。

■こんな人にオススメ
・宇宙大好き
・フューネラルドゥーム関連ならなんでもいい。

■主な入手方法
・GRAVE
・オフィシャルサイトからフリーダウンロード可能

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Septic Mind、DEAD MONUMENTS


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広い世界をゆっくりと見てまわるような3rdアルバム

AHAB 『The Giant』
┃ドイツ
┃3rdアルバム
┃ジャンル/デスメタル/フューネラルドゥーム
┃リリース/2012年
┃レーベル/Napalm Records
┃フェイスブック/
http://www.facebook.com/AhabDoom

 ドイツのデスメタル/フューネラルドゥームバンドによる3rdアルバム。
 一聴してわかる通りクリーンボイスやメロディが大幅に強化されていて、かなり耳当たりの良いソフトな路線へと舵をきっている。派手さはないものの、そのぶん様々な色を含んだメロディが充実しており、楽曲を通じて多彩な空気を運んでくる。1stで見られたような身を削る緊張感は完全になくなりましたが、ゆるゆると船で世界中をまわるように、スケールの大きさをゆっくりと味わう本作もまた魅力的。
 もともとフューネラルドゥームの基本フォームを踏まえつつ、自由にできる隙間は、とことん自由に詰め込む意欲的なバンドだったので、それを考えると、路線を変えたというよりも、その面がより顕在化したと言ったほうが正しいのかもしれない。手口がどんどん大胆になってきており、ジャンルが変わりそうなほどギリギリなラインを走っていますが、停止しそうなリズム感を支柱に据える部分だけはしっかり守っているので、よほどの原点主義でなければそのまま聴けるかと。
 表現の幅を広げる1枚。

【ピックアップ】04.Antarctica the Polymorphess
 静謐に歩を進める場面にヘヴィなリフが割り込んでくるダイナミックな切り替えが良い。その後はボーカル(クリーンボイス)を主体に曲が進む。背中をそっと押すようなギターメロディと共に盛りたてる後半も聴き所。

■こんな人にオススメ
・遅ければいい。
・ゆっくり世界を見てまわりたい。

■主な入手方法
・AMAZON
・diskunion

■この音源に近いアプローチをとるバンド
ASUNDER、SOMNOLENT





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