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フューネラルドゥーム追っかけブログ。

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悠々と広大な空間を漂流するようなフューネラルドゥーム

Cosmic Despair 『Celebration of the Wake』
┃ポーランド/ノルウェー/シリア
┃1stアルバム
┃ジャンル/フューネラルドゥーム
┃リリース/2012年
┃レーベル/Marche Funebre Productions
┃マイスペース/
http://www.myspace.com/cosmicdespair

 ポーランド、ノルウェー、シリアと、メンバーがまたがる多国籍なフューネラルドゥームバンド。全9曲43分。
 アンビエントやドローン色の入った音源が多いMarche Funebre Productionsにしては珍しく直球のフューネラルドゥーム。地を這う重低音に、メロディを担うギターとキーボードをのせる基本フォームを踏まえつつ、そこにやや神秘的な味付けを加えているのが特徴。バンド名は『Cosmic Despair』なので宇宙を表現しているかと思いきや、ジャケには船や、海らしきものが描かれており、広大なイメージであればなんでも採用しているようです。叙情的なメロディなどはあまり使わず、少なくとも感情移入を目的としたタイプではないでしょう。アングラ臭のする音作りもあってか、人ならざるものに憑依して悠々と広い空間を漂流しているようなニュアンスが色濃いです。#9でTHERGOTHONのカバーをしていますが、人知を超えた者の時間間隔を体験するような部分などはやや共通していると思います。
 あまり幅広く受けるような音源ではありませんが、感情に訴えかける音源よりも神秘性などを押し出した音源が好き、という人にはピッタリかもしれません。

【ピックアップ】05.Leviathan
 神聖の生き物が徐々に徐々に存在感をあらわにするような曲。ゆっくりと膨れ上がる感覚が良い。

■こんな人にオススメ
・垢抜けないバンドに惹かれる
・神秘性の強い音を聴きたい

■主な入手方法
・はるまげ堂
・WEIRD TRUTH

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Ego Depths、Krief De Soli
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ドラムに本来の仕事をさせない系フューネラルドゥームの2ndアルバム

Krief de Soli 『Munus solitudinis』
┃カナダ
┃2ndアルバム
┃ジャンル/フューネラルドゥーム
┃リリース/2012年
┃レーベル/Endless Winter


 カナダ産独りフューネラルドゥームバンドによる2ndアルバム。全5曲69分。
 ドラムの音を限りなく小さくすることで、謎の聴き心地を生むアプローチは本作でも健在。特に追加要素もなく前作の正統進化盤と言える内容に仕上がっている。特に音に奥行きが出たことで、より広いスケール感が身に付いており、シンフォニックな響きをメインとするバンドしての魅力が大幅に強化。なので、ライト層にも受け入れられる余地は少しだけですが生まれたかと。とは言っても、まだまだ野暮ったさもあるので今後も音を発展させて欲しいところ。変り種なだけに化けたら面白くなると思う。

【ピックアップ】01.Nascentes morimur
 曲のテンポに影響を与えずに、最下層からそっと煽るブラストが良い味出している。

■こんな人にオススメ
・シンフォニック系が好き
・変り種に惹かれる

■主な入手方法
・diskunion
・WEIRD TRUTH

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Ego Depths、F.I.N


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無味乾燥な世界が連なるドイツのドローンドゥーム

The Cold View 『Weeping Winter』
┃ドイツ
┃1stアルバム
┃ジャンル/ドローンドゥーム
┃リリース/2012年
┃レーベル/self release
┃バンドキャンプ/
http://thecoldview.bandcamp.com/

 公式では自身のジャンルをドローンドゥームとしているものの、やっていることはほとんどフューネラルドゥーム。sunn O)))などに代表されるような重低音を前面に出したアプローチはあまり見られず、そもそもそこまで重さを強調していない。メインとなるのはキーボードによる気味の悪い音だったりと、ドローンドゥームという名に期待した人は落胆すると思います。
 全体的に低予算なつくりで、特に打ち込み丸出しなドラムの音は酷い。しかし、かろうじて雰囲気作りには成功していて、色のない無味乾燥な世界を思わせる寂しげな感覚には、無碍にできないものが宿っているかと。とはいえこの作品に惹かれそうなのは一部の物好きだけですが。SATANARSAモノあたりがいける人ならお気に召すかと思います。

【ピックアップ】05.Mournful March
地を這う重低音。その上で踊るトレモロリフが印象的。

■こんな人にオススメ
・地味な音が好き
・寂しげな夢を見るのが好き

■主な入手方法
・bandcamp

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Solicide、NYCTOPHOBIA


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徹底した薄味嗜好でお送りするALDEBARANの2ndアルバム

ALDEBARAN 『Embracing The Lightless Depths』
┃アメリカ
┃2ndアルバム
┃ジャンル/フューネラルドゥーム
┃リリース/2012年
┃レーベル/Profound Lore Records
┃フェイスブック/
http://ja-jp.facebook.com/pages/ALDEBARAN/137090346304944

 ALDEBARANの2ndアルバム。全5曲66分。
 一言で説明するなら「Mournful Congregationの2ndアルバムを薄く希釈したようなサウンド」
 前作ではスラッジドゥームに取り組んでいたと記憶していますが、何があったのかフューネラルドゥームに様変わりしている。本作ではMournful Congregationを教科書にしたようなスタイルになっており、他の要素はまったくといっていいほど入っていない。こう書くとMournful Congregationのファンにオススメできそうですが、メロディをあまり目立たせない非常に薄味な仕上がりになっているので、そのまま薦めるには厳しい。元ネタのほうでも薄味な場面はあったものの、それは後に控えるメロディとの対比のため。本バンドではたとえ終盤であっても薄味。一応、終盤にツーバス連打やギターソロなどを入れて変化をつけようとしていますが、ミックスの影響もあるのか、いまいち盛り上がらず全体的に平坦なまま曲が終わる。
 正直、劣化コピーと言われても文句は返せないと思う。しかし聴きこんでいくうちにこの地味さが、草木も生えない広大な土地を彷徨う、といった表現とも受け取れるようになってきたので、地味であることを好意的に見れる人なら手に取ってみてもいいかもしれない。

【ピックアップ】02.Embracing The Lightless Depths
 躍動感が出そうで出ないところが萌えポイントです。

■こんな人にオススメ
・地味な音が好き

■主な入手方法
・AMAZON
・GRAVE
・diskunion
・はるまげ堂

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Mournful Congregation、ASUNDER


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心地の良い薄闇が広がる5thアルバム

EVOKEN 『Atra Mors』
┃アメリカ
┃5thアルバム
┃ジャンル/デスメタル/フューネラルドゥーム
┃リリース/2012年
┃レーベル/Profound Lore Records
┃フェイスブック/
http://www.facebook.com/pages/Evoken-Official/91505789372?ref=ts

 EVOKENの5thアルバム。全8曲67分。
 Beneath the Frozen SoilとのSplitから数えると2年ぶり。フルレングスとしては5年ぶりになる。淀んだ空気がいくらか晴れたSplitの路線を継いでおり、フルしかチェックしていない人には結構ギャップを感じると思います。EVOKENが注目されはじめたのも、特に闇を濃くした3rdからであるため、暗くもサッパリとしたところのある本作はどうしても賛否評論は避けれないかと。
 フェイバリットにフューネラルドゥームやデスメタルバンドだけではなく、KING CRIMSONなどのプログレバンドも挙げる意外な一面を持っていましたが、今回はそのプログレ的な面が押し出されてきていて、聴き手を誘うような曲展開が多くなっている。それぞれの楽器がゆっくりと重なっていっては、ゆっくりと引いていく展開の仕方は強烈なインパクトは与えないかわりに、一度捕らえられるとジワジワと惹きつけられていく魅力がある。これまでのようにどきつく闇を演出するのではなく、居心地の良い薄闇を作って同類を呼び込んでいる印象が強い。
 3rd、4thに比べると瘴気はかなり薄れた出来になってしまいましたが、間違っても「日和った」などとは思えず。どことなく、甘い匂い(メロディ)で虫を誘う食虫植物を想起せずにはいられないは自分だけでしょうか。表現方法がやや変わっただけで根っこは変わっていないような気がします。
 3rd、4thあたりが好きな人には注意が必要な一枚。案外、暗黒プログレ好きのほうが気に入るかもしれません。

【ピックアップ】04.Grim Eloquence
 なんといっても終盤が良い。暗黒を描き続けたまま曲が終わるかと思いきや、一転して光を思わせるギターのメロディが差し込んでくる。ここまで眩しさを感じる展開もなかなかない。さり気なく響くヴァイオリンもニクい。

■こんな人にオススメ
・丁寧に展開していく曲が好き
・負の側の人間だと思う

■主な入手方法
・AMAZON
・diskunion

■この音源に近いアプローチをとるバンド
ESOTERIC、diSEMBOWELMENT


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キャッチーさと重さを両立したアトモスフェリックドゥーム

Mare Infinitum 『Sea Of Infinity』
┃ロシア
┃1stアルバム
┃ジャンル/アトモスフェリックドゥーム
┃リリース/2011年
┃レーベル/Solitude Productions
┃バンドキャンプ/
http://mareinfinitum.bandcamp.com/

 Abstract Spiritを率いるA.K.iEzorと、元Who Dies in Siberian SlushのHomerによるアトモスフェリックドゥーム。アトモスフェリックと言っても、ほとんど低速メインなので、フューネラルドゥームと捉えても遜色はないです。
 曲を書いているのはHomerですが、限りなくAbstract Spiritに近いことをやっており、違いと言えばクリーンボイスの使用ぐらい。Abstract Spiritと言えば、数々の装飾で彩りつつも、何故か絢爛さよりも重圧さが先行する作風が特徴でしたが、本バンドもどこまでも重たげに進行していく。それだけにクリーンボイスしても、雰囲気を軟化させる役割を持たせるはずもなく、いざ出番を与えられるも、ヒステリックな声色で激情を煽り立てるばかり。ゴテゴテと飾りつけしたはいいものの、かえって重みになり、それらが圧しかかってくるのが面白いです。
 重さを損なうことなくキャッチーに仕上げた1枚。結構広い層にアピールできるバンドだと思います。もちろんAbstract Spiritが好きなら損はしないはず。

【ピックアップ】03.Beholding The Unseen
 重さを強調したグロウルボイスと、若干狂気の混じった演劇調なクリーンボイスの掛け合いが印象的。その後のギターソロも良い。

■こんな人にオススメ
・重くも聴きやすい音がいい
・遅くも展開は多いほうがいい

■主な入手方法
・AMAZON(DLのみ)
・diskunion
・zero dimensional records
・Solitude Productions

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Abstract Spirit、COLOSSEUM


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濃厚な陰りの美が迫るオーストラリア産ゴシック/フューネラルドゥーム

Tempestuous Fall 『The Stars Would Not Awake You』
┃オーストラリア
┃1stアルバム
┃ジャンル/ゴシック/フューネラルドゥーム
┃リリース/2012年
┃レーベル/I, Voidhanger Records
┃オフィシャル/
http://www.midnight-odyssey.com/?page_id=21

 Dis Paterによる独りゴシック/フューネラルドゥームバンドの1stアルバム。全5曲63分。
 出身はMournful Congregationと同じくオーストラリアであるものの、ピアノ、オルガン、ヴァイオリンなどをふんだんに盛ったコテコテな装飾は、思わずイタリア産かと産地を疑ってしまうほど濃い。メロディも大仰であり、ボーカルはグロウルだけでなくクリーンボイスも披露していますが、両方共に演劇じみた声使いであるためか、リアルな感傷などは完全に入り込む余地がない。おかげで脳裏には、誇張された美の世界、ちょうどジャケのような絵画の世界が連なるばかり。
 これほど派手な音にもかかわらず、女性Voが使われていないのが意外なところで、そのためか、どことなく男臭さもあり、同じゴシック寄りにしてもShape of Despairあたりとは趣が異なる印象。耽美というには暑苦しさが先行している部分がこのバンドの特色なのかもしれない。
 ともかく男一色ゴシックが好きな人ならお気に召す1枚だと思います。

【ピックアップ】02.Beneath a Stone Grave
 装飾が特に多い#1と違い、一転してフューネラルドゥームらしい遅さで迫る。それだけに歪み、弾けそうな重低音がより際立っている。

■こんな人にオススメ
・ゴシック好き
・暑苦しいのも好き

■主な入手方法
・AMAZON

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Arcana Coelestia、COLOSSEUM





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