フューネラルドゥーム追っかけブログ。
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自棄を刺激し、掻き乱すオランダのフューネラルドゥーム Planet AIDS『Apokalyptik AIDS』 ┃オランダ ┃EP ┃ジャンル/アンビエント・フューネラル・ドゥーム ┃リリース/2004年 ┃レーベル/GoatowaRex ┃マイスペース/http://www.myspace.com/planetaids 1曲28分収録。 前置きすると、非常に淡々としたサウンドであり、過度な重さでインパクトも与えてこないので、よほどフューネラル系が好きでなければ、退屈以外得ることはできない。あえて地味なものが聴きたい人向け。 しかし、ただ淡白なだけで終わらず、電子音楽を思わせるキック音の使用、音圧で押し潰すことよりも、音量を控えめにしてジワジワ不安を煽ってくる重低音ギター、強迫観念に支配されているが如く、落ち着きなく怯えるヴォーカルなど、従来のモノとは若干異なるアプローチをとり、雰囲気だけを切り取っても差別化が図られていて、特に自暴自棄な印象が色濃い。 実際に、耐え切れずに走るパートもあり、前に進もうとする意思は感じるが、わざと自分から壊れる方向へ進んでいるかのようで、不吉な未来しか想像できず、聴いていると、しだいに前向きな気持ち、または前向きになれる材料が臭気をあげて腐り果てていく。この黒々とした世界観に身をゆだねて、余計なことは遮断し、無思考なまま、破滅に身を浸したくなる。 先にも書いたとおり、よほどフューネラル系が好きでなければ、耳を通り過ぎるだけ。心のどこかに破滅願望を持つ人だけが、引っ掛かり、惑わされる1枚だと思う。よって、影響を受けやすい人にはあまり薦めません。 ■こんな人にオススメ ・根暗 ・自暴自棄 ・茫然自失 ■主な入手方法 ・GRAVE ■この音源に近いアプローチをとるバンド Of Darkness、Disjecta Membrae PR ※ Comment
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