フューネラルドゥーム追っかけブログ。
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垢抜けないが、微量ながらも魅力を含んだチェコのフューネラルドゥーム MISTRESS OF THE DEAD 『CRYPTIC』 ┃チェコ ┃1thアルバム ┃ジャンル/アンビエント/フューネラルドゥーム ┃リリース/2006年 ┃レーベル/Epidemie Records ┃マイスペース/http://www.myspace.com/vladcristeavales 多数のDEMO音源をリリースし続けるMISTRESS OF THE DEADのフルとしては1作目。 紛れもないB級フューネラルドゥームであり、遅いテンポに合わせて伸びゆくチープな重低音が脱力を誘う。音質の悪さでカルト臭を匂わすことも出来ているとは言えず、安っぽい印象がどこまでも拭えない。以後の作品でも進歩が見られないため、そもそも活かす気もなさそう。 これでせめてメロディックな面で楽しませてくれれば良かったものの、よりによってアンビエント色を多く導入した、いわば音作りが作品の出来を左右する路線を貫いているので、救いのなさに拍車をかけることに。この音源を聴いていると、良い意味でのアングラ感を醸し出す工夫がいかに難しいことか考えらせられる。どうも単に音を悪くさせるだけでは駄目らしく、聴いていると思いがけず、雰囲気を出すのに成功しているバンドの再評価に至ってしまいました。 一応、繰り返し聴いていたらチープさが反転して、段々かわいらしく思えてきましたが、こういう風に好意的に捉えられるのは一部のどうしようもないフューネラルドゥーム好きだけでしょう。 マニア以外手出し厳禁。 【ピックアップ】03.The Sadest Autumn 唯一のメロディック曲。淡々としたピアノに、弱く悲鳴をあげるようなギターが絡まる。感情を抑えつつも隙間から悲痛さが漏れ出ている模様を想起させ、この曲に限っては音質が気にならず、むしろ味方をしているとさえ思う。音が安っぽいがゆえ、逆に弱々しさを描いたら堂に入るのでしょう。 気取らずこの路線を貫けば良いのに。 ■こんな人にオススメ ・弱い人間 ・フューネラルドゥーム好き ■主な入手方法 ・WEIRD TRUTH ■この音源に近いアプローチをとるバンド SATEN、Station Dysthymia PR ※ Comment
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