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フューネラルドゥーム追っかけブログ。

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Intaglio.jpg

ゆったりと無力感に苛まれるロシアのフューネラルドゥーム

Intaglio『Intaglio』
┃ロシア
┃1stアルバム
┃ジャンル/フューネラル・ドゥーム
┃リリース/2005年
┃レーベル/Solitude Productions

 思うに、虚脱感とか無力感の表現において随一のバンドかと。とにかく聴き手のやる気を徹底的に削いでくる。
 ドラムの手数は少なく最低限に抑えられ、ギターの重さも控えめ。音と音の隙間がかなりあり、この手のジャンルでも特にスロウな部類に入る。ヴォーカルは上手くはないですが、このグロウルのなりそこないのような掠れた声が、逆に虚無感を演出する結果になっていてプラスに働いている。
 メロディも控えめで、ポツポツと鳴らされひたすら地味。クライマックスで劇的なことをして、憑き物を落としたりすることもしない。まるで、喜びのないモノクロな人生がどこまでも続いていくことを示唆しているようで、感情が磨り減っていくのを感じる。この世は辛いことばかりだから無感情に日々を消化することを勧めているかの如き作品。ある意味危険。



【ピックアップ】04.Wind Of Autumn
 最終曲。イメージできる光景は変わらずモノトーン。ヴォーカルが力なき声で叫ぶが、苦痛を訴える余力すら残っていない。神経が枯れ果てていく。

■こんな人にオススメ
・自分に自信がない
・もう疲れた

■主な取り扱い店
・GRAVE
・WEIRD TRUTH

■この音源に近いアプローチをとるバンド
REIDO、Funerary Dirge
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