フューネラルドゥーム追っかけブログ。
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刺し違える覚悟で突進してくる2ndアルバム ┃The Rodeo Idiot Engine 『consequences』 ┃イギリス ┃2ndアルバム ┃ジャンル/カオティックハードコア ┃リリース/2013年 ┃レーベル/Swarm Of Nails ┃バンドキャンプ/http://music.therodeoidiotengine.com/album/consequences イギリスのカオティックハードコアバンドによる2ndアルバム。 1stアルバムはCONVERGEやThe Dillinger Escape Planなどの手法をなぞっただけで、特にプラスアルファもない作品でした。当然、本作もそこらへんのバンドで終わる作品かとナメてかかったら、予想に反して返り討ちに。 1stリリース以降、一体何があったのかわかりませんが、一瞬別バンドかと思うぐらいに音がドス黒くなり、憎しみだけをエネルギーにして動く悪鬼の如き変貌を遂げてます。とはいえ「化けた」というには少しニュアンスが違い、むしろ前作よりも音のイメージは弱々しい。それこそ、他の強靭なエクストリーム勢に比べると吹けば飛んでしまいそうなほど、音は痩せていて、声も細いまま。普通に立ち向かえば腕の一振りであっさり負けてしまうでしょう。しかしそこは刺し違える覚悟でカバーしていて、体が動くかぎり、息の根が途絶える寸前まで、一矢報いるまで止まらない。追い込まれた者にしか出せない勢いが凄まじい。自暴自棄と言ってしまえばそこでおしまいですが、必死に突き進んでいく姿には心打たれるものがあります。 憧れの無敵ヒーローにはなってはくれないものの、弱い自分の存在を無視できない人なら強く同調できる一枚。 激情ハードコア、リアルスクリーモあたりの要素も多く含んでいるため、AMPEREやOrchidあたりが好きな人も気に入るかもしれません。 【ピックアップ】11.Behind The Scars 最終曲。息も絶え絶え、体も限界を超え、意志の力も底を尽きかけている。それでも胸の内でいまだに燃え続ける衝動を原動力にして進んでいく。そんな姿を思い浮かべる曲。持てる力を一気に解き放ち、そのまま事切れるようなラストが印象的。 ■こんな人にオススメ ・自分は弱い、何もできない ・でもこのままでは死ぬに死ねない ■主な入手方法 ・BANDCAMP ・AMAZON ■この音源に近いアプローチをとるバンド AMPERE、Orchid、Converge PR ※ Comment
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