フューネラルドゥーム追っかけブログ。
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2014年上半期フューネラルドゥームについてのあれこれ。 去年の上半期に比べると、うって変わって賑やかなラインナップとなりました。 Mournful Congregation 『Concrescence of the Sophia』 メロディの比率が上がったおかげか、過去最高の聴きやすさを誇っています。それでいて、派手すぎず、押し付けすぎない一歩引いたメロディセンスは健在なので甘ったるいとは感じません。控えめそうに始まり、心にそっとさざ波を立てて、ひっそりと幕を閉じるあたりはもはや職人芸。EPなのでトータル30分と短く(それでも長い)、内容もカタログ中最も取っ付きやすいので、入門にも最適。 Illusion's Play 『The Fading Light』 名前からなんとなく影響元がわかるゴシック/フューネラルドゥーム。ゴシックな美的感覚はそのままに、元ネタよりも遅くじっくり攻めてきます。突き抜けた個性は薄いものの、ツボを熟知した曲構成には隙がないです。 Funeral Moth 『dense fog』 映像喚起力に働きかける作風、モチーフは「濃霧」と、頭から先までツボだった1枚。霧空間が寂しくも心地良いです。全曲ではないですが日本詞なのもポイント高し。おまけにそれなりに聴き取れます。 ARAKK 『Self & Distance』 元Hexisのメンバー要するポストメタル/フューネラルドゥーム。場所によっては完全にポストメタルと紹介されているようですが、この遅さはフューネラルドゥームのソレです。中盤に少し叙情的になるぐらいでほとんど地味であるものの、惹きよせられる何かはあります。 Woe Unto Me 『A Step Into The Water Of Forgetfulness』 言わば、バランスが取れた優等生ですが、心に何も残していかないタイプの優等生ではないです。ピアノ、SEの挟み方が絶妙で、クリーンボイスも良い味出してます。 Wijlen Wij 『Coronachs of the Ω』 曲ごとに雰囲気やアプローチをガラッと変える幅の広さは相変わらず。前作にあったどす黒い部分がなくなったのは残念ながらも、フューネラルドゥームとして扱っていいのか迷うぐらいの奔放な曲展開がおもしろいです。 Slow 『Unsleep』 ベルギーではなく、アメリカのSlowです。ジャンルは同じですが、あちらとはアプローチの仕方が異なり、Mournful Congregationの直系のような音を鳴らしています。時折アコーディオンように聴こえるギターの音が個性と言えば個性でしょうか。 Ea 『A etilla』 コンスタントなリリースペースが影響しているのかはわかりませんが、作品を出すごとに角が取れ、変にまとまりがよくなっている点が気がかりです。とはいえ、冒頭部分や、中盤は否応なしに心に響きます。 The House 『Some Divine Misadventure』 ジャケがフューネラルドゥームらしくないカナダのバンド。そのわりにはオーソドックスだなと高をくくっていると、急にエモーショナルな展開になって意表をつかれます。 Funeris 『Waning Light』 適度にシンフォニックな味付けのアルゼンチンのバンド。1作目でそれなりに健闘はしてますが、本編より間の小曲のほうが良かったのはどうかと。 Luna 『Ashes to Ashes』 近年のEaを思わせる1トラック大作路線。悪くはないのですがこのままではEaの下位互換なポジションに……。 Ego Depths 『Oligoria Blodd』 前作から半年足らずでリリースされた3rdアルバム。良くなりそうで良くならないもどかしさは誠に残念ですが健在です。意気込みは申し分なく伝わるのですが、如何せん空回っています。もう少し落ち着こう。 異様にリリース数が少なかった去年の上半期よりは作品が出揃っているものの、他のジャンル好きな方にオススメ出来そうなのはMournful Congregationだけなのが、少し寂しいです。個人的に聴くぶんには満足な状況ですが。 Profetusは現時点でダウンロード購入可能ですが、Weird Truthからリリースされる現物を購入する予定なので載せていません。bandcampでつまみ食いしたところ、最高傑作なのはわかったので、過去作好きな人は必ずゲットしましょう。 あと何気に、WORSHIPの来日観に行ってました。今では、夢の出来事だったかのような記憶が形成されています。もしかしたら本当に白昼夢だったのかもしれません。次はSKEPTICISM来てください。 PR ※ Comment
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