フューネラルドゥーム追っかけブログ。
カレンダー
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事
(01/09)
(01/03)
(07/05)
(06/30)
(02/28)
(01/06)
(01/01)
(07/02)
(07/02)
(03/17)
プロフィール
HN:
みそドラゴン
性別:
非公開
最新トラックバック
カウンター
カウンター
インパクト絶大なブチかましスラッジ ┃Relic Point 『VIXI』 ┃ロシア ┃1stアルバム ┃ジャンル/スラッジ/ドゥーム ┃リリース/2014年 ┃レーベル/Self release ┃バンドキャンプ/ http://relicpoint.bandcamp.com/ ロシアのスラッジ/ドゥームバンドによる1stアルバム。全10曲58分。 一聴してわかるとおり、そこらへんのスラッジバンドとは地の力からして違います。どれだけリスナーを威圧したいんだと言わんばかりな音の応酬に、感心を通り越して思わず一瞬呆れ果てました。気合の入りっぷりが尋常ではなく、一音聴いただけで目が覚めます。音作りは今風な硬質な感じで、グシャっと潰れてノイズを撒き散らさないあたりは、スラッジとして賛否が分かれそうではあります。Black Sheep Wallあたりと同じく、へヴィロック、モダンへヴィネス周辺を聴いて育った人向けのスラッジといったところでしょうか。 大きなインパクトを与える音源のよくある欠点なのですが、残念ながら本作もやはり中盤あたりでどうしてもダレてきます。一応、ポストメタル風に叙情感をほのめかしたり、ブラックメタル風に突進したりと展開そのものは豊富で、作り手の飽きさせない工夫は随所に見られます。しかし、感情表現がひたすら「ブチ切れる」に一貫しているためか、全体を通してトーンが変わらず、ワンパターンな印象を受ける原因になっています。1回聴いただけでリスナーの心を掴む力を持っているバンドだけに、これはとても惜しいところ。是非、次作ではもっと幅を広げてもらいたいです。 マイナス点が目立つ書き方になってしまいましたが、憎悪をふんだんに込めたスラッジが聴きたい人に強く勧めます。 【ピックアップ】02.I'm A Vision Of Nothing 脳天に鉄槌どころか、大きな鉄の塊が叩き込まれる。やりすぎ。 ■こんな人にオススメ ・一聴目のインパクト重視 ・怒り以外はいらない ■主な入手方法 ・bandcamp ■この音源に近いアプローチをとるバンド Black Sheep Wall、REIDO PR ※ Comment
Copyright © [ GARBOLOGY ] All Rights Reserved. http://garbology.en-grey.com/ |