フューネラルドゥーム追っかけブログ。
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世界崩壊の過程をスローモーションで眺めるような2ndアルバム WORSHIP 『Terranean Wake』 ┃ドイツ ┃2ndアルバム ┃ジャンル/フューネラルドゥーム ┃リリース/2012年 ┃レーベル/Weird Truth Productions ┃フェイスブック/https://www.facebook.com/WorshipDoom 前作『Dooom』から5年ぶりになる2ndアルバム。全4曲55分。今回はFucked-up Mad Maxの音素材は使われていないので、ある意味、新生WORSHIPによる1作目になるのかもしれません。 本作は虚無感に支配されていた1stの路線を引き継いでおり、吸った息を吐くのも忘れてしまいそうなほど遅く、気力が根こそぎ奪われるほどに重苦しい作風はこれまで通り。ただ、前作よりも低音が足されていることと、鐘の音やクワイアなどの儀式的なアレンジが減退しているためか雰囲気的には違った仕上がりになっています。装飾は控えめにして、重低音がより際立ったことで岩盤のように音がゴツゴツしており、荒々しいジャケも相まってダイナミックなイメージが付いている点がこれまでと特に違うなと感じたところ。それでいて、曲進行は停止しそうなくらい遅いので、岩の塊が次々に隆起し、破片を撒き散らしながら崩壊していく過程をスローモーションで見せ付けられている気分になります。あと、どうでもいいことですが、ブックレットのTerranean WakeⅣのページをよく見ると人らしきものが複数舞い上がっている……。 SKEPTICISM、Mournful Congregationなどの他の有名所は、回を重ねるごとに取っ付きやすい方向へいく傾向にあるものの、WORSHIPはそれらの流れに逆行して硬派な方向へと進んでいるのが興味深いです。DEMO集である『Last CD Before Doomsday』はこのジャンルへの入門にうってつけな内容であったので、そちらから入った人には1stも含めて厳しい内容かもしれませんが、甘さ控えめな路線を好む人には強く受け入れられる作品だと思います。 【ピックアップ】04.End of an Aeviturne 心臓が停止したように静かになる中盤と、か細い悲鳴を思わせるギターのメロディを纏いつつ進む終盤が特に良い。アルバムのクライマックスということもあってか、どことなく勢いも感じます。 ■こんな人にオススメ ・甘さ控えめな作品が好き ・妄想するのが好き ■主な入手方法 ・WEIRD TRUTH ・GRAVE ・diskunion ・はるまげ堂 ・ZERO DIMENSIONAL RECORDS ・T.H.A. ■この音源に近いアプローチをとるバンド Stabat Mater、Funeral Moth PR ※ Comment
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