フューネラルドゥーム追っかけブログ。
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忍び寄る破滅に不安を抱えながら立ち尽くす、ベラルーシのドゥーム REIDO『F:\all』 ┃ベラルーシ ┃1stアルバム ┃ジャンル/フューネラル・ドゥーム ┃リリース/2006年 ┃レーベル/Solitude Productions ┃マイスペース/http://www.myspace.com/reidosystemcom ジャケに煙を上げる工場と、あいだから高く伸びる煙突が描き出されている。ブックレット内にも寂れた施設のような場所にメンバーが佇む様子が載っており、おそらく環境問題がテーマ。ベラルーシと言えば、チェルノブイリ原発事故の被爆国なので、環境に対して意識が強いのかもしれない。 現実感がなく、ぼんやりとしたアンビエントから幕をあける本作は、重量感たっぷりに磨り潰すギターの存在を筆頭に、掠れた声で力なく呻くヴォーカル、一音一音印象つけるように叩かれるドラムなどによって構成され、なによりこの手の音楽としては珍しくベースが目立ち、図太い低音を響かせている。 これらによって形作られるサウンドは、どこか機械的で、人の体温を排した感触を持ち、極力、感情的なアプローチを採らず、先走りしたくなる気持ちを抑えながら進む。忍び寄る破滅に対して、どうすることもできないことに焦る思いと、どのようなことをやっても無駄と言いたげな、諦観のはざまで揺れているかのようで、無力感に苛まれるムードが色濃い。 フューネラルドゥームとしては異色の部類。これも、やりたい音楽を演奏したら、結果的に接近してしまったタイプだと思う。 【ピックアップ】01.Zero Level Activity 底なき空虚を覗き込む導入部。ビデオクリップが収録されていて、瓦解した廃墟をひたすら映す内容となっている。 ■こんな人にオススメ ・人間なんてちっぽけな存在だと思う ・廃墟に惹かれる ■主な取り扱い店 ・WEIRD TRUTH ・GRAVE ■この音源に近いアプローチをとるバンド Stabat Mater、POGOST PR ※ Comment
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