フューネラルドゥーム追っかけブログ。
カレンダー
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事
(01/09)
(01/03)
(07/05)
(06/30)
(02/28)
(01/06)
(01/01)
(07/02)
(07/02)
(03/17)
プロフィール
HN:
みそドラゴン
性別:
非公開
最新トラックバック
カウンター
カウンター
まるで耳で聴く映画、臨場感あふれるドイツのフューネラルドゥーム AHAB『The Call of the Wretched Sea』 ┃ドイツ ┃1stアルバム ┃ジャンル/デスメタル/フューネラル・ドゥーム ┃リリース/2006年 ┃レーベル/Napalm ┃マイスペース/http://www.myspace.com/ahabdoom 映像喚起力に優れ、聴いていると、潮の香り、波に合わせて上下する船、打ち付ける雨風、――と、次々と脳内にイメージが満ち溢れてきて楽しい。 本作はメルヴィルの「白鯨」を元に世界観を構築していて、自ら“Nautik Funeral Doom”と名乗っているとおり、沈み込むように進むフューネラルドゥームをベースにしたサウンドだけど、要所要所でドゥームデスメタルのダイナミズムを織り込み、遅い中にも緩急をつけようとしている。また、何気にドラムが良い仕事をしていて、金物の使い方が、曲の説得力を地味ながら補強しているように思う。 フルレングスとしては記念すべき1枚目にもかかわらず、キーボードが重なってくるタイミングだったり、エスニックなメロディを使ってくる意外性だったり、細かいところにまで手が行き届いているので、あきさせない工夫は豊富。高い完成度と個性を確立している。 音世界の中で想像力を存分に遊ばせるのが面白いバンド。 【ピックアップ】01.Below the Sun 哀しくも意思の強さを感じさせるメロディアスなパートから、骨太なリフが蹂躙するパートへの移行が素晴らしい。1曲目にもってくるだけあって完成度の高さは随一。11分という長さがあっという間に過ぎる。 ■こんな人にオススメ ・妄想癖がある ・物語性のあるものが好き ■主な取り扱い店 ・AMAZON ・diskunion ■この音源に近いアプローチをとるバンド Somnolent、Maiden Voyage、Ataraxie PR ※ Comment
Copyright © [ GARBOLOGY ] All Rights Reserved. http://garbology.en-grey.com/ |