忍者ブログ
フューネラルドゥーム追っかけブログ。

WRITE | ADMIN

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
みそドラゴン
性別:
非公開
最新コメント
[03/03 みそ]
[01/30 dooom]
[11/18 みそ]
[11/15 zelot]
[11/22 みそ]
最新トラックバック
カウンター
カウンター


忍者ブログ [PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



7555eee0.jpg

まるで耳で聴く映画、臨場感あふれるドイツのフューネラルドゥーム

AHAB『The Call of the Wretched Sea』
┃ドイツ
┃1stアルバム
┃ジャンル/デスメタル/フューネラル・ドゥーム
┃リリース/2006年
┃レーベル/Napalm
┃マイスペース/http://www.myspace.com/ahabdoom

 映像喚起力に優れ、聴いていると、潮の香り、波に合わせて上下する船、打ち付ける雨風、――と、次々と脳内にイメージが満ち溢れてきて楽しい。
 本作はメルヴィルの「白鯨」を元に世界観を構築していて、自ら“Nautik Funeral Doom”と名乗っているとおり、沈み込むように進むフューネラルドゥームをベースにしたサウンドだけど、要所要所でドゥームデスメタルのダイナミズムを織り込み、遅い中にも緩急をつけようとしている。また、何気にドラムが良い仕事をしていて、金物の使い方が、曲の説得力を地味ながら補強しているように思う。
 フルレングスとしては記念すべき1枚目にもかかわらず、キーボードが重なってくるタイミングだったり、エスニックなメロディを使ってくる意外性だったり、細かいところにまで手が行き届いているので、あきさせない工夫は豊富。高い完成度と個性を確立している。

 音世界の中で想像力を存分に遊ばせるのが面白いバンド。

【ピックアップ】01.Below the Sun
 哀しくも意思の強さを感じさせるメロディアスなパートから、骨太なリフが蹂躙するパートへの移行が素晴らしい。1曲目にもってくるだけあって完成度の高さは随一。11分という長さがあっという間に過ぎる。

■こんな人にオススメ
・妄想癖がある
・物語性のあるものが好き

■主な取り扱い店
・AMAZON
・diskunion

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Somnolent、Maiden Voyage、Ataraxie
PR


※ Comment
HN
TITLE
COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS


※ この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:



Powered by 忍者ブログ  Design by まめの
Copyright © [ GARBOLOGY ] All Rights Reserved.
http://garbology.en-grey.com/