フューネラルドゥーム追っかけブログ。
カレンダー
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事
(01/09)
(01/03)
(07/05)
(06/30)
(02/28)
(01/06)
(01/01)
(07/02)
(07/02)
(03/17)
プロフィール
HN:
みそドラゴン
性別:
非公開
最新トラックバック
カウンター
カウンター
神聖さと忘我感を荒いノイズで包むロシアのアンビエント/フューネラルドゥーム FLEGETHON 『Behind a Side of Times』 ┃ロシア ┃6thアルバム ┃ジャンル/アンビエント/フューネラルドゥーム ┃リリース/2008年(オリジナル盤:2005年) ┃レーベル/March Funebre Productions(オリジナル盤:Satanarsa Records) ┃オフィシャル/http://www.flegethon.narod.ru/ いつもロシアのCD-R専門レーベルSatanarsa Recordsから音源を大量リリースしているFLEGETHONですが、本作だけはMarch Funebre Productionsより、CDフォーマットで再発。明らかに他の作品とは違う扱いを受けていますが、基本的にチープな曲ばかり作るFLEGETHONの諸作品の中でも、特にしっかりしたクオリティを保っているので、ちゃんとした形での再リリースには納得。とは言いつつも、あくまで比較対象はFLEGETHONの諸作品内なので、敷居は依然として高い。 アンビエントに寄り添ったフューネラルドゥームを演奏しており、もちろん緩急を付けることはハナから投げている。空気に押されて漂う霧のように、ただ流れるままに身を任せるサウンドであり、シンセが薄っすらと神秘的な彩りを与え、曲の後半で姿を表す意外にもエモーショナルなメロディが耳を引く。あと一歩のところで聴きやすさを捨てていないのが良い。 全体的にかなりノイズ混じりな音像で、そのザラザラとした質感から、荒々しくなったUntil Death Overtakes Meと例えたくなる。前述した通り、敷居は高いですが、Stijn Van Cauter関連の作品が好きであれば抵抗はないでしょう。 最後にひとつ。今のところフューネラルドゥームをやっているのは本作だけなので、他の作品に手を伸ばすときは注意。 【ピックアップ】04.Memoirs From Dreams やや動的な冒頭から、シンセ以外の音がサッと退いて、静寂を演出。重い音は鳴っていないのにもかかわらず、流れる雰囲気は重たげ。強烈な忘我感に襲われる。 ■こんな人にオススメ ・茫然 ・自失 ■主な入手方法 ・WEIRD TRUTH ・Solitude Productions ■この音源に近いアプローチをとるバンド Until Death Overtakes Me、Solicide PR ※ Comment
Copyright © [ GARBOLOGY ] All Rights Reserved. http://garbology.en-grey.com/ |