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フューネラルドゥーム追っかけブログ。

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神聖さと忘我感を荒いノイズで包むロシアのアンビエント/フューネラルドゥーム

FLEGETHON 『Behind a Side of Times』
┃ロシア
┃6thアルバム
┃ジャンル/アンビエント/フューネラルドゥーム
┃リリース/2008年(オリジナル盤:2005年)
┃レーベル/March Funebre Productions(オリジナル盤:Satanarsa Records)
┃オフィシャル/
http://www.flegethon.narod.ru/

 いつもロシアのCD-R専門レーベルSatanarsa Recordsから音源を大量リリースしているFLEGETHONですが、本作だけはMarch Funebre Productionsより、CDフォーマットで再発。明らかに他の作品とは違う扱いを受けていますが、基本的にチープな曲ばかり作るFLEGETHONの諸作品の中でも、特にしっかりしたクオリティを保っているので、ちゃんとした形での再リリースには納得。とは言いつつも、あくまで比較対象はFLEGETHONの諸作品内なので、敷居は依然として高い。

 アンビエントに寄り添ったフューネラルドゥームを演奏しており、もちろん緩急を付けることはハナから投げている。空気に押されて漂う霧のように、ただ流れるままに身を任せるサウンドであり、シンセが薄っすらと神秘的な彩りを与え、曲の後半で姿を表す意外にもエモーショナルなメロディが耳を引く。あと一歩のところで聴きやすさを捨てていないのが良い。
 全体的にかなりノイズ混じりな音像で、そのザラザラとした質感から、荒々しくなったUntil Death Overtakes Meと例えたくなる。前述した通り、敷居は高いですが、Stijn Van Cauter関連の作品が好きであれば抵抗はないでしょう。

 最後にひとつ。今のところフューネラルドゥームをやっているのは本作だけなので、他の作品に手を伸ばすときは注意。

【ピックアップ】04.Memoirs From Dreams
 やや動的な冒頭から、シンセ以外の音がサッと退いて、静寂を演出。重い音は鳴っていないのにもかかわらず、流れる雰囲気は重たげ。強烈な忘我感に襲われる。

■こんな人にオススメ
・茫然
・自失

■主な入手方法
・WEIRD TRUTH
・Solitude Productions

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Until Death Overtakes Me、Solicide
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