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フューネラルドゥーム追っかけブログ。

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Dooom.jpg

インパクトはないが、空虚感に襲われる遅効性ありの1stアルバム

WORSHIP『Dooom』
┃ドイツ
┃1stアルバム
┃ジャンル/フューネラル・ドゥーム
┃リリース/2007年
┃レーベル/Endzeit Elegies
┃マイスペース/http://www.myspace.com/worshipdoom

 前作は確かに何かが宿っているとしか思えない出来で、かつメリハリのある曲展開をしましたが、対する今作はもう抜け殻としか思えない雰囲気が漂っていて、曲はほぼ同じトーンでゆったりゆったり進む。これを“ただダルいだけ”と捉えるか“喪失感の表現”として捉えるかで、評価が分かれるのではないかと。私はもちろん後者のほうです。ちなみに、フューネラルドゥームらしいことをしているのはどちらかと言うと今作なので、もし、前作よりも気に入った人がいるのなら、このジャンルそのものにのめり込めると思う。
 終始、生気切れかけなトーンで進んでいくため、聴いていると、ざらついたノイズが覆う重低音に気力が押し潰され、悲観することにも、エネルギーを使えないほど力感じさせない空虚なメロディに、沸いてくる活力に先手を打たれる。前作が号泣だとすると今作は泣き疲れた後の茫然自失状態に近い。そのためインパクトはないが、一度呑まれると、本当に気分が抜けきらないある意味危険なアルバム。
 今聴きながらこの文章書いているのですが、とにかく筆が進みません。もうこの辺でいいよね? 部屋の片隅で途方に暮れていいよね?

【ピックアップ】05.Zorn a Rust-Red Scythe
 もうダメ。私は無力な存在です。

■こんな人にオススメ
・人生に疲れている
・亡くしモノが多い

■主な取り扱い店
・AMAZON
・Weird Truth
・GRAVE

■この音源に近いアプローチをとるバンド
Intaglio、Tyranny
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