フューネラルドゥーム追っかけブログ。
カレンダー
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事
(01/09)
(01/03)
(07/05)
(06/30)
(02/28)
(01/06)
(01/01)
(07/02)
(07/02)
(03/17)
プロフィール
HN:
みそドラゴン
性別:
非公開
最新トラックバック
カウンター
カウンター
底無しの闇に塗れたまま堕落していく、スペインのフューネラルドゥーム OF DARKNESS『THE EMPTY EYE / DEATH』 ┃スペイン ┃コンピレーション ┃ジャンル/アンビエント/フューネラル・ドゥーム ┃リリース/2010年 ┃レーベル/Black Mass ┃マイスペース/http://myspace.com/theemptyeye 2004年リリース『DEATH』、2005年リリース『THE EMPTY EYE』の2つのDEMOをカップリングし、CDフォーマットで再発された2枚組み音源。 バンド名が示す通り、闇しか描かず、メロディによって感情の起伏を表現したり、強烈な重低音で襲い掛かったりといった、聴き手がおおよそこのジャンルに求めるだろう要素は、半ば意図的に排されている。先にも書いたように、本当に闇しか描かない。徹頭徹尾どこを聴いても、黒一色で塗りたくられた光景のみが繰り広げられるばかり。 メロディなどは少しも入れない徹底ぶりを誇り、ドゥームを由来にした音楽性であるものの、ムード一辺倒のこの音像は、完全にアンビエント音楽として向かい合う以外に道はない。 2枚とも路線としては同じでありますが、『DEATH』は重低音ギターが目立ち、ドゥームデスメタル色が微かに残り、『THE EMPTY EYE』はより一層アンビエント色が強まっていて、このバンドの方向性としては、後に発表されているだけあって『THE EMPTY EYE』のほうが持ち味が濃く反映されている。背筋を沿うように飛び交うシンセもより不気味なっており、順当に救いのない方向へと進んでいることがわかります。 粘性の響きを湛えた漆黒の闇に浸かり、堕落した時を貪ることにしか使えない作品。 【ピックアップ】DISC1-04.IV:Absence / Disappearance 重ねられた黒と黒。切迫した無数の声。さらなる深みへと沈んでいく。 ■こんな人にオススメ ・暗黒要素さえあれば、他はいらない ・なにもしたくない ・遅い音楽しか聴けない状態 ■主な入手方法 ・WEIRD TRUTH ・GRAVE ・はるまげ堂 ■この音源に近いアプローチをとるバンド Planet AIDS、Yrsel PR ※ Comment
Copyright © [ GARBOLOGY ] All Rights Reserved. http://garbology.en-grey.com/ |